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診療方針

歯科診療

 

当院では、日本小動物歯科研究会 認定獣医師による歯科診察・治療を行っています。

こんな症状はありませんか?

口の臭いが気になる
口をクチャクチャさせる
口の周りが濡れている
乳歯が残っている
歯が茶色くなってきた
歯みがきをしたことがない
歯みがきしたら出血した
片側だけ目やにやナミダが多い
床に口をこすりつける
フードを食べにくそうにしている
フードをポロポロこぼすようになった
歯石がついている

1つでもチェックがついたら、お口のトラブルが起こっているかもしれません!

歯周病について

歯周病とは、歯垢(プラーク)の中の細菌によって、歯周組織が炎症を起こす「歯の周りの病気」です。
歯周炎歯肉炎を総称して歯周病と呼びます。

3才以上の犬・猫の80%は歯周病であると言われています。
(最近の報告では小型犬の約90%が歯周病であるとも言われています。

このサイクルは人も同じです。
しかし犬・猫は自分でデンタルケアをすることができません。
そして歯垢が3~5日というスピードで歯石に変わります。(人は数日~25日)
歯垢や歯石は歯の表面だけではなく歯の内部(歯周ポケット)にまで入り込みます。
この中に入り込んだ歯垢内の悪玉菌が増殖することで炎症が起こり、歯肉や歯を支える骨が壊されていきます。

歯周病が進行すると

・歯を支える骨が溶ける
・歯がぐらつく、抜け落ちる
・口が痛くてご飯が食べられない

さらに進行すると

・顎の骨が溶けて、顎の骨が折れる
・血膿状態の鼻水が出る
・目の下の頬が腫れる、穴があく、膿が出てくる

 歯周病は歯の病気ではなく歯を支える組織が壊される病気です。

 

歯周病と全身疾患

口腔内の細菌が血液をたどって、全身の臓器に悪影響を及ぼすことが分かっています。

重度の歯周病の治療はもちろんやってあげるべきですが軽度のうちにこそ歯科専門への受診と治療をおすすめします。
毎日のデンタルケアでお口と身体の健康を守りましょう!!

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